キャンプの時に覚えておきたい危険な動物、虫からの身の守り方


キャンプの時に覚えておきたい危険な動物、虫からの身の守り方
大自然の中でバーベキューや川遊びを楽しみ、夜はテントで身を寄せ合って寝るキャンプ泊。そんな非日常的な体験は子供たちの冒険心や好奇心をいっぱいかきたててくれます。でもいつもより開放的な気分になりやすいキャンプ中だからこそ、親としては子供を守るための知識をしっかり身につけておきたいもの。もし、自然界に存在する危険な動物や虫たちに出会ってしまったら?そして、そんな危険な事態に遭遇しないよう、前もってできることは?キャンプに行くならこれだけは覚えておきたい、危険な動物や虫からの身の守り方をまとめてみました。

出かける前には「クマ」の出没情報をチェック!

野生種は極めて珍しいといわれる九州地方以外、日本中どこの山でも遭遇する可能性のあるクマ。特に春先や秋口のお腹を空かせているクマは危険です。キャンプに出かける前に、周辺の目撃情報を調べておきましょう。また、キャンプ場では食べ物の臭いがクマを呼び寄せてしまうこともあるので、食料や残飯の処理は注意して行いましょう。
藪の中や沢沿いはクマが好む場所なので極力近づかないのが賢明です。
背中を見せると猛スピードで襲いかかってくるので、もし出会ったときは静かに後ずさりし、食料などを投げて気をそらしてみるのも手だそうですよ。

虫よけスプレーも意外と有効?「スズメバチ」

キャンプ場が最もにぎわうシーズン、夏に気を付けたいのがスズメバチ。1匹でも見かけたたら、その近辺に巣がある可能性は大です。
周りをしつこく飛び回ったり音を出して威嚇されたら、体を丸めてその場を立ち去りましょう。

  • 黒っぽい服装
  • 汗などの体臭
  • 香水、ヘアスプレーなどの臭い

これらはスズメバチを興奮させてしまうので、明るい色の服装をし、制汗スプレーや汗拭きシートなどを持っておくといいですね。もちろん帽子で髪の毛を隠すのも忘れずに。
「ポイズンリムーバー」や「ステロイド系軟膏」を持っていれば、スズメバチに限らず他の虫に刺されたときに役立ちます。
用意していなければ傷口から毒を絞りだし、流水で洗って冷やしましょう。

地味ながらもその毒性は侮れない「ブユ(ブヨ)」

春から夏にかけて川や山、公園などに出没するブヨは、一見コバエと見間違うようなサイズ。ですが、刺されると数時間後には強烈なかゆみに襲われ、数十匹に刺された場合は死に至るケースもあります。
スズメバチなどと同様に虫よけスプレーも有効ですが、もし刺されてしまった場合は冷やすより温めることを考えましょう。ブヨの毒は43度以上で30分温めると毒性がやや薄れ、症状も軽くなります。

見た目の不愉快さはNO.1「ヤマビル」

湿った落ち葉の上を歩くときや川べりで警戒したいのが「ヤマビル」。出血が長時間に及ぶことも多く、まれに強いアレルギー反応を起こすこともあります。
洋服や靴下のちょっとした隙間からもぐりこんできますので、もし吸い付かれたらアルコール、タバコの火、塩などを近づけましょう。
無理やり引きはがそうとするとよけい傷口が広がります。ヤマビルが離れたら毒を絞りだし、絆創膏などで出血を抑えます。

おわりに

毒虫に襲われたとき、傷口から毒を吸い出すという応急処置は昔はよく行われていましたが、これはちょっと危険な行為。毒を絞り出す「ポイズンリムーバー」もしくは、傷のない清潔な手指で行うようにしましょう。
この他にもササダニや毒蛇、野生化した犬など、キャンプ中はいつどこで危険生物に遭遇するかわかりません。多くの毒虫には虫よけスプレーや蚊取り線香が効果的ですが、鋭い牙や爪をもつ野生動物に対しては、とにかく「相手を刺激しない」こと。そして、いざ襲われたときに逃げ込む場所(車や管理事務所など)を把握しておくことも大切ですよ。

参考サイト

BIGLOBEニュース
マイナビニュース
日本経済新聞